大腸カメラ検査
大腸カメラ検査
大腸内視鏡検査とは、肛門から大腸内視鏡を挿入し、大腸の粘膜を直接観察する検査です。検査中に病変が見つかれば、その場で切除することも可能です。特に大腸がんの早期発見に非常に有効で、定期的な検査によってがんのリスクを大幅に減少させることができます。
当院の内視鏡検査は長年の経験と専門知識を持つ医師によって行われます。当院では軸保持短縮法を基本とした挿入法を行い拡大観察による病変の観察・診断を行います。これにより苦痛の軽減と正確な診断・治療が実現します。
当院では、患者さんの不安や緊張、苦痛を和らげるため鎮静剤を使用した検査が可能です。これによりウトウトと眠ったような状態で不快感なく検査を終えることができます。
「痛そう」「恥ずかしい」という患者さんの不安を理解し、それに配慮した検査を心がけています。プライバシー保護と心地よい環境提供に努めます。
胃カメラと大腸カメラを同時に行う事ができます。これにより患者さんの負担を軽減し、時間を節約することができます。
検査が終了した後は、寝たままの状態でリカバリールームに移動することができます。鎮静剤が抜けるまでゆっくりお休みいただけます。
当院長につきましては、13年間にわたり消化器内科の診療と内視鏡検査・治療に従事してきました。特に大腸内視鏡検査については専門分野であり約10,000件以上の症例を経験しております。安心して検査を受けていただけます。
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事前診察
お困りの症状の問診と既往歴や内服歴の確認を行います。健診で便潜血陽性の方は結果表をお持ちください。抗血栓薬、抗凝固薬の内服の確認をし、必要があれば中止の指示をします。下剤のお渡しと内服方法の説明を行います。便秘がある方は追加の下剤の処方も行います。スクリーニングの採血をします。
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検査前日
検査前日は20時までに夕飯を済ませ、消化の良い食事を摂ってください。繊維の多い野菜、豆類、キノコ類、種子類、海藻類、油分の多い食事は控えていただきます。就寝前に翌日スムーズに排便が起こるよう下剤を内服していただきます。
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下剤内服、受付
当日は朝から絶食となります。水分摂取は可能です。医師の指示で内服薬がある方は内服をお願いします。指定された時間より腸管洗浄剤(下剤)を内服していただきます。検査予約時間の15分前に来院いただき受付を済ませます。
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お着替え
更衣室で検査着にお着替えをしていただきます。ロッカー完備。
5
検査
処置室にて点滴を取ります。その後、検査室にご案内し、ストレチャーに横になっていただきます。鎮静剤ご希望の方は、点滴ルートより投与します。検査は15分程度で終了します。
6
検査後
検査が終わりましたら、ストレッチャーで寝たまま鎮静剤が切れるまでお休みいただきます。覚醒後、医師より結果説明があります。
7
お会計
結果説明が終わりましたら、本日の検査は終了です。お会計を済ませてご帰宅いただけます。鎮静剤を使用された方は、当日の自転車・お車の運転はできませんので、ご家族や友人の送迎または公共交通機関でのご移動をお願いいたします。
下記の費用は参考価格です。診療内容に応じて費用の変動がございますので、ご了承ください。
1割 | 2割 | 3割 | |
大腸カメラ検査のみ | 約2,500円 | 約5,000円 | 約7,500円 |
検査+病理組織検査 | 約4,000円 | 約7,000円 | 約11,000円 |
大腸ポリープ切除 (直径2㎝未満) |
約7,000円 | 約14,000円 | 約20,000円 |
大腸ポリープ切除 (直径2㎝以上) |
約9,000円 | 約18,000円 | 約27,000円 |